国産家具表示認定事業者のご紹介

長く愛される高品質な家具をつくり続ける

    -旭川の地に根差して (株)カンディハウス

 

 

■こだわりの逸品

全国有数の家具産地として知られる北海道旭川の代表的なメーカーといえば、まず最初に挙がるのがカンディハウスです。

 同社の人気シリーズ「WING LUX(ウイング ラックス)」は、2009年にゼロファーストデザインの佐戸川清さんが、自然の美しさを表現してデザインし、カンディハウスが木質感溢れる上質なシリーズとして高い技術を駆使してつくり上げました。その象徴ともいえるLDモデルのアームチェアは、鳥の翼をイメージしてデザインされたもので、高さは一般的なダイニングの椅子より3センチほど低くつくられています。ゆったりとした幅の座面に腰かけると、天井までの空間が広く感じられ、開放的な気分に満たされます。特に背もたれからアームにかけての滑らかで繊細な曲線に、熟練工が手間を惜しまず磨き上げた、こだわりを感じる一品です。

 2013年1月には、海外でも活躍している佐藤オオキさんが率いるnendoとのコラボで「スプリンター」を発表しました。椅子やコンパクトなサイドテーブル、コートスタンドなどのアイテムを、まるで木がめくれて裂けていくようなデザインでまとめ、その斬新さは海外でも高く評価されました。

同年6月にはイタリアでも活躍しているデザイナー、吉野利幸さんとのコラボでシステムソファ「MOLA LUX(モーラ ラックス)」を発表しました。適度な座面の皺(しわ)の表情は、フェザーをふんだんに使った証。土台、中間層、表層の素材を吟味して座クッションのボリューム感を出し、やわらかな座り心地を実現しました。

このようにカンディハウスは国内外のデザイナーとのコラボを積極的に展開して、機能美とクラフトマンシップにあふれた、長く愛される家具を次々と生み出してきました。

■高品質の原点

カンディハウスの前身となるインテリアセンターは1968年、長原實さん(現・取締役相談役)によって設立されました。開拓農家の3世として生まれ、15歳で家具職人の道に入った長原さんは、海外派遣技術研修生としてドイツに渡りました。そこで学んだデザインや優れた経営、生産管理システムを取り入れ、帰国後に道産の材料を使った美しい家具づくりを目指しました。

1984年には、米国サンフランシスコに現地法人「CONDE HOUSE」を設立しましたが、当時は円高とバブル崩壊に見舞われた厳しい時代でした。

多くの製造業が人件費の安い海外生産に踏み切る中で、旭川の地で家具をつくり続けた理由について、取締役マーケティング本部長の染谷哲義さんは次のように話しました。

「天然資源である木材を大切に使うために、大量生産ではなくて、必要なだけつくり必要な方に使っていただきたいと私たちは考えました。その理念のもとに自ずと付加価値の高い、長く使っていただける家具づくりにたどりつくことができたのです」

同社は旭川の地に根差して、エンドユーザーに長く愛される高品質な家具をつくるという、ものづくりの原点に立ち返ったのです。

「旭川には、家具産地として長い間に培われた伝統技術とそれを受け継いできた職人たちがいます。その灯を絶やしてはいけません。雇用を生み出すという地域貢献も含めて、この地でつくることは、大切な意味があると考えています」

アメリカでのCI戦略によって生まれたブランド「カンディハウス」は、ドイツでの現地法人立ち上げを契機に05年、本社の社名となりました。現在は国内10都市13店舗でショップを展開しています。

「ぜひ一度、お店に足を運んでいただいて、実際に家具を見て、体験して、スタッフと対話してください」と染谷さん。長く使い続ける大切な家具選ぶために、一度ショップを訪ねてみてはいかがでしょうか。

 

染谷哲義さん 

 

株式会社

カンディハウス

北海道旭川市永山北2条6丁目
電話:

0166-47-9934 

FAX

0166-49-2225 

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